約 2,853,503 件
https://w.atwiki.jp/nolnol/pages/1464.html
特殊装備系 永遠の命石 (トワノメイセキ) 【特殊装備】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (永遠の命石.JPG) *画像はこのサイトに外部リンクとしてアップされたものを加工しました 基本性能 価値 重量 防御力 耐久度 10 3.2 3 30 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 - - - - 装備可能 全職 装備区分 特殊装備 必要Lv 26以上 付与効果 生命+100、全属性+10 備考 イザナミのドロップ 情報募集中 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shinsen/pages/1522.html
特殊装備系 永遠の命石 (トワノメイセキ) 【特殊装備】 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (永遠の命石.JPG) *画像はこのサイトに外部リンクとしてアップされたものを加工しました 基本性能 価値 重量 防御力 耐久度 10 3.2 3 30 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 - - - - 装備可能 全職 装備区分 特殊装備 必要Lv 26以上 付与効果 生命+100、全属性+10 備考 イザナミのドロップ 情報募集中 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3972.html
死ぬ事は誰しもが恐れる事、死を目の前に狼狽しない者など、よほど達観しているか、 その死が五感で捉えるよりも早く、命の灯を消したかだ。 ゆっくりれいむの子、ゆっくりまりさは今、まさに消える命の灯であった。 野犬に襲われ、酷い傷を負い。既に母れいむの手の施しようのない所まで来ていた。 泣きながら延命を懇願するまりさにれいむはただ申し訳なさそうに見送るしかない。 「おかーしゃん・・・もっとゆっくりしたいよ」 無理だ。目元から足に至るほどの大きな傷ではもう歩けもしない。 それでも、母れいむは何度も頷き、もっとゆっくりしようねと落ち着かせる。 騒げば、それだけ体力を使う。そうなってはこんな小さな灯など死神の吐息で消えてうやもしれない。 「まりさ、かけっこでいちばんなんだよ」 知っている。母れいむはまりさの事を何でも知っている。 好きなご飯も、得意な遊びも、よくやる悪戯も、何も知らない事はない。 それでも母れいむは凄いねと褒めた。今はこうしてこの子と話ができるのが唯一の救いだ。 「むきゅ?れいむ、どうしたの?あ、ケガしてるじゃない」 そこにやってきた群れ一番の物知りぱちゅりーに母れいむは事情を話した。 「れいむ、ちょっとつらいかもしれないけど、ひとつかいけつさくはあるわ!」 それから1年が経ったある日、八意永琳は実験結果の回収にやってきた。 永琳の姿を見ると、物知りぱちゅりーは自慢そうに言った。 「おねーさんのやりかたでむれのみんなはずーっとゆっくりしてるよ!!」 森にはあちらこちらに黒い箱が置かれていた。 「こっちがれいむで、あっちがまりさ。むきゅん、すごいでしょ!」 「ええ、圧巻ね。群れのどれぐらいが永遠にゆっくりできるようになったの?」 「むきゅー・・・ほとんどよ!」 「誰と誰が残ってるの?」 「おねーさんがくれたはこにはいれないおおきなゆっくりがいるの。そのことぱちゅりーだけ」 「じゃあ、大きな箱を用意するわね」 大きな黒い箱の中に飛び込むゆっくりまりさ、まりさは頬にいくつも小さな傷があり、それがズキズキと痛んだが、もう大丈夫だ。 この箱に入れば永遠にゆっくりしていられる。だって、みんなもこの箱の中で永遠にゆっくりしているんだから、自分はそこに加わるだけだ。 仲間が箱に入る事を見送ると、ぱちゅりーは群れの中でたった1匹残ってしまった。 「これでみんなゆっくりできるね」 「あなたは入らないの?」 「むきゅ・・・」 防音、防臭の黒い箱はゆっくりが入ると天井となる板が固く閉まる構造になっていた。 中でどれほど呼びかけようと、外に聞こえる事はない。外でどれほど呼びかけようと、中に聞こえる事はない。 箱の中には可能性が二通りあって、中のゆっくりは死んでいるか、もしくは生きているか、 生きているという観測者がいる限り、中の箱は開かないのだから、生きているという仮定が永遠に続く事になる。 お話はここで終わる。お話と言うのは黒い箱の中のようなものだ。 ぱちゅりーはこの後、箱に入るかもしれないし、箱に入らず生きているという観測を続けるかもしれない。 箱の中のゆっくりはぱちゅりーの観測とは裏腹にどれも餓死か衰弱死しているだろう。 ゆっくりぱちゅりーはより大きな黒い箱に入れられた。永遠の命を持つゆっくりだ。 どこかにこのお話がある限り、ぱちゅりーは永遠のあらゆる可能性の中で生きる。 ~あとがき~ ぱちゅりーはずっと生きているのでしょうか、ずっと死んでいるのでしょうか、 それは分かりませんが、このお話はここでおしまい。 そして、もう一つ終わってしまう事があります。今までゆっくり虐待SSをたくさん書かせていただきましたが、 このSSをもって私のゆっくり虐待での活動を終わらせていただきます。いやー、私生活がちょっと忙しくなって・・・。 別の所で仲間と違う作品を作っていく事になりました。そちらもまたよろしくお願いします。今まで私のSSをご愛読ありがとうございました。 by118
https://w.atwiki.jp/tplcg/pages/5.html
TP(タクティクスピック)とは、2~4人用として開発されたLCGです。 配布、リンクなどは自由ですが、管理人の許可なく金銭取引に利用することは出来ません。 現在カード形式での配布予定はなく、プロキシルールを導入しての遊戯を前提としています。 ルールに関しての質問、要望などはツイッターの方までお願いします。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/632.html
『永遠の命』 ○○あき 作 仮○ライダーに出てきたアレが、何となくゆっくりに見えたので書いてみました。 独自設定 パロディ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ゆっくりは地上最弱の生物。 身体は脆く傷つき易く、その精神も脆弱、痛みや恐怖に弱く、欲望を抑える事も出来ない。 そんな生き物故か、短命で生涯を終える者がほとんどで。 寿命なんてちゃちなもんじゃあ断じてない、もっと自業自得的な愚者の末路って奴を味わった。 だがそんな野良ゆっくりの間で噂が流れる。 10年以上も生きてゆっくりし続けているゆっくりがいると・・・・ 正確にはゆっくりには、3以上の数字の認識が難しかったので。 『まりさのままのままのままのままがうまれるまえから、ずっとゆっくりしつづけているんだぜぇ』 と言った感じで情報は錯綜している。 だが永遠とは言えなくとも、長くゆっくり出来ると言うのは、ゆっくり達にとって憧れる存在。 何所にいるのか、噂が真実なのか、それは誰にも知りようがない。 思慮の欠けるゆっくりは、噂であってもさも自分が見てきたかのように語り広げていく。 そしてその噂を信じ、自らもそれに肖ろうとする者まで現れ出した。 『まりさはずっとゆっくりしていたいんだぜぇ!』 最近、子ゆから成体になったばかりの若いまりさも、その噂を信じたゆっくりの1匹。 周りが止めるのを聞かずに、永遠の寿命を求め住処を旅立とうとする。 『まりさやめなさい!そんなうわさをしんじるなんていなかものよ?』 『ゆゅ・・れいむもまりさにいってほしくないよ~』 『みつかりっこないんだねぇ~わかってねぇ~』 仲間は口々にまりさを引き止める。 しかしまりさは、その説得に引こうとはしない。 『みんなはずっとゆっくりしたくはないのかだぜぇ?まりさはず~とず~とゆっくりしたいんだぜぇ!』 そんなまりさを見兼ねてか、群れの長がまりさに声をかけた。 長と言ってもこの群れは、街に住む野良ゆっくりの集まり。 ドスまりさの代わりに、知恵に長けたぱちゅりーが治めている。 『むきゅう・・・まりさほんとうにでていくの?』 長の言葉にもまりさは怯まない。 何故なら自分こそは、永遠にゆっくりする資格がると信じて疑わないからである。 『まりさのいしはくるみさんよりかたいんだぜぇ!とめないでほしいんだぜぇ!』 長は溜息を1つ吐き、まりさに問う。 『まりさ、ぱちゅたちゆっくりが、ながいきできないりゆうはわかるかしら?』 『ゆゅ?そんなのしらないんだぜぇ?』 『それはぱちゅたちがよわいからよ・・・・』 長はまりさに語った。 ゆっくりの大半は事故か事件によって命を失い、永遠にゆっくりしてしまう者が多い事を。 餓えて両親や姉妹に食べられる者や、狩の最中に人間のすぃーに潰される者。 あるいは鬼威山や子供に捕まり嬲り殺される者もいる。 寿命なんて物は運良く飼いゆとして生き永らえた、ショップ生まれの中でも一握りのゆっくりだけが知りえる物であり。 厳しい生活を強いられている、野良ゆっくりには無用の言葉。 『そんなのうそなんだぜぇ!まりさはよわくなんかないんだぜぇ! かまきりさんにもかてるまりさは、ひとさんにもかてるんだぜぇ!』 虫に勝てるからと言って、それが何の根拠になろうか? 理解出来ない者を無理に引き止めても、群れに悪影響を及ぼしかねない。 長はまりさを引き止めるのを諦めた。 『わかったわ・・・・ではいきなさい・・・でもみんなはまりさについていくことは、ぱちゅがゆるしません。 まりさだけでむれからでていくのよ、いいわね?』 『ゆっくりりかいしたよ』×50 こうしてまりさは永遠の命を求めて旅立った。 群れを出たからと言ってすぐに、永遠の命のもとへ行ける訳ではない。 どうすればいいのかは考えていなかったらしく、まりさはあてもなく街の中を彷徨う。 ゆっくの行動範囲なぞたかがしれており、機動力がある者で半径1kmが限界である。 これまでの見知った場所をまりさは跳ね進む。 『ゆん!ゆん!ゆん!まりさはえいえんにゆっくりするんだぜぇ!ゆん!がんばるんだぜぇ!』 こんな事で、永遠の命に関する情報は得られるはずもなく。 この日まりさは何の成果もなく、群れから少し離れた公園で野宿する事になる。 『きょうはここでゆっくりするんだぜぇ、おなかもすいたしむ~しゃむ~しゃするんだぜぇ・・・』 そう言うとまりさはお帽子の中から、移動中に拾った残飯を取り出す。 屑野菜や食べ残しの麺を地面に置くと、一心不乱に食べ始める。 『むちゃむちゃ・・ぐちゃむちゃ・・・しあわせぇ~まりさはやっぱりかりのてんさいなんだぜぇ! こんなゆっくりしたごはんさんは、まりさにしかとってこれないんだぜぇ~』 自画自賛しながら食事を進めるまりさ、そんなまりさに近づく1匹のゆっくり。 その姿は小さく、まだ子ゆにもなりきれていない赤ゆ。 『ありちゅもむちゃ~むちゃ~ちちゃいよぉ~おにゃかちゅいたよぉ~』 まりさの食事を羨ましそうに見る赤ありす。 腹を空かせているらしく、我慢できずふらふらとまりさのご飯に近寄る。 通常なら、赤ゆの側を母親が離れる事はありえない。 『ゆゅ?おちびちゃんもおなかすいてるのかだぜぇ?だったらこれをたべるといいんだぜぇ。』 なんとなく事情を察したのか、まりさは赤ありすに食べ物を分け与えてやる。 かつてまりさも両親を亡くし、群れの大人に食べさせてもらった事を思い出す。 『ゆゅ?ほんちょ?ありがちょうときゃいはにゃおねいちゃん。むちゃ~むちゃ~ちわわちぇ~』 赤ありすはまりさに感謝を述べ必死に貪り、久しぶりのまともな食事に幸せを味わう。 孤児は不運であるが、それならば近辺の大人が面倒をみてもよさそうなものである。 周りを見渡せど、周辺にゆっくりの気配はない。 『ここのゆっくりぷれいすのみんなはどこいったんだぜぇ?』 街の公園で、ゆっくりの住まない場所は1つもない。 一斉駆除の後ならまだしも、ここ数日駆除は行われていない。 流石に呑気なゆっくりでも、これは不審に思う。 『みんなは・・・えいえんのいのちさんをもらいにいったわ・・・・』 まりさの疑問の答えは、茂みの中から聞こえた。 現れたのは1匹のぱちゅりー。 しかしその姿は傷だらけで片目を失っており、とてもではないがゆっくりはしているとは思えない。 『そのゆっくりしてないすがたはどうしたんだぜぇ?』 永遠の命の情報よりも先に、ぱちゅりーの様子の方が気になる。 空腹を満たした赤ありすを寝かしつけてから、まりさはゆっくりとぱちゅりーに話を聞く。 話は2週間前に1人の人間が、この公園を訪ねて来た事から始まる。 「やあ、ゆっくりしてる?」 その男性は軽い口調で、最初に出会ったれいむに声をかけた。 ゆっくりは挨拶をされると返さずにはいられない。 『ゆゅ?ゆっくりしていってね。れいむはとってもゆっくりしてるよ、おにいさんはゆっくりできるひと?』 不審に感じる事なく、れいむはその男性に近寄っていく。 男性はポケットからチョコレートを取り出すと、優しく微笑んで話しだす。 「僕はと~てもゆっくり出来る人だよ。その証拠にほら、あまあまをあげよう。」 そう言ってチョコレートを1欠片、れいむの前に置く。 れいむは目の前に置かれたあまあまに、涎を垂らし歓喜する。 『ゆゅ~ん。ゆっくりしたちょこれ~とさんだよ~ゆっくりむ~しゃむ~しゃするよ。 む~しゃむ~しゃむ~しゃ・・・・し・・・しあわせぇぇ~~~~~~~』 余りの喜びにうれしーしーを漏らして喜ぶ。 その声を公園内に住む、他のゆっくりも聞きつけ集まりだす。 『おにいさん、まりさもほしいんだぜぇ!』 『ちぇんもほしいんだねぇ~わかってねぇ~』 『あまあまよこちぇ~』 『れいむにもちょうだいね、いっぱいでいいよ。』 男性の足元に集まり、好き勝手喚くゆっくり達。 手に持つチョコレートを粉々に砕くと男性は、そのゆっくり目掛けて撒き散らす。 地面に落ちたチョコレートを、ゆっくり達は必死に舐めとる。 『ぺ~ろぺ~ろ・・・しあわせぇぇぇ~~~』×30 『ちわわちぇぇ~』×10 食べ終えるのを確認すると男性は、ゆっくり達にこんな事を言い出す。 「君等はこんな事だけで幸せなのかい?もっとゆっくりしたくはないかい?」 更にゆっくり出来ると聞き、ゆっくり達は喜ぶ。 こんなあまあまをくれる人だから、てっともゆっくり出来ると安心しきっていた。 「こんなあまあまを食べなくても、ご飯を集めたりしなくても、お歌を歌わなくても、 何年も動かなくてもず~と長生きして、永遠にゆっくり出来る方法があるんだよ。」 『それはすごいよ!とってもゆっくりしてるね!』 皆、男性の言葉に興味津々で聞く。 しかしこの中でぱちゅりーだけが、この話に疑問を持つ。 『むっきゅ?それはおかしいわ?ごはんさんをたべないとぱちゅたちはいきていけないわ。』 「ぱちゅりーは僕を疑うのかい?それなら話さないからいいよ。」 人でもゆっくりでも、都合の悪い話は聞きたがらない。 せっかく男性がもっとゆっくりさせてくれると言うのに、話を中断させたぱちゅりーに他のゆっくりは敵意を持つ。 『ぱちゅりーはだまるんだぜぇ!』 『れいむをゆっくりさせないげすはむこうにいってね!』 敵意は罵声となり、それが暴力に変るまでそれほど時間はかからなかった。 1匹の抱いた悪意は周囲に伝染する。 体当たりから始まり、ぱちゅりーの上に圧し掛かり潰そうとする者も。 『む・・むきゅぅ・・・やめてぇ・・いたいぃぃ!つぶれるぅぅぅ!』 疑問を呈しただけなのに、身体中を痛めつけられ目を抉られ。 ぱちゅりーが意識を取り戻した時には、既に皆は男性について行ったしまった後。 何所に行ってしまったのかは、ぱちゅりーも知らない。 赤ありすは住処で留守番していて、そのまま置き去りにされたらしい。 『やっぱりうわさはほんとうだったんだぜぇ!』 まりさはここまで話を聞いても疑問を感じない、悲しいかなこれが餡子脳。 噂の真相に1歩近づいたと、興奮気味のまりさ。 そんなまりさにぱちゅりーは、悲しそうな様子で呟く。 『でもね・・・・だれもここにもどってきていないのよ?』 本当にゆっくり出来ているのかは分からない、1匹もここへ戻ってきていないのだから。 生きているのか、それとも死んでしまったのかも知り様がない。 『ゆゅ・・それはゆっくりしすぎてるだけなんだぜぇ・・きっと・・・』 それでもまりさは信じたかった、夢を肯定し現実を否定する。 この日は、群れの消えてしまった公園で1夜を過ごす。 『じゃあまりさはいくんだぜぇ、ぱちゅりーやおちびちゃんも、げんきにゆっくりするんだぜぇ。』 そう言残すとまりさは、朝早くから公園を出て行く。 後姿を見送るぱちゅりーと赤ありす。 『むきゅう・・・・だいじょうぶかしら?』 『ときゃいひゃなおねいちぇ~んまちゃきちぇにぇ~』 ぱちゅりーの心配を他所に、無邪気に見送る赤ありすだった。 2日目ともなると流石に、これまで立ち入った事のない場所に突入する。 見知らぬ街は、まりさの不安と好奇心を駆り立てる。 早朝だった事もありまだ人に姿はあまりない、いても新聞配達やジョギングに勤しむ人達で多くはない。 飲食店の店舗裏のゴミ捨て場から、生ゴミをお帽子に詰め込み先を急ぐ。 野良ゆっくりには食べ物なのかもしれないが、人には臭気を感じる生ゴミ。 毎日の様にお帽子に、生ゴミを詰め込むまりさからも異臭を放っていた。 「ん?・・・くんくん・・・なんか臭いぞ・・・・ってゆっくりかよ!」 まりさを追うように後方から走ってきた男性が、まりさの放つ異臭に顔を顰める。 まりさは馬鹿ではあったが、仮にも野良としてここまで生き残っている優秀な部類。 男性の声に「まりさはくさくなんかないんだぜぇ!ゆっくりなふろ~らるなばらさんのかおりなんだぜぇ!」などとは言わない。 ゆっくりを嫌悪する人に係わるのは、そのまま生死に直結する事を経験によって知っている。 振り向かずそのまま細い路地へと逃げ込む。 これで大概の人は、わざわざ追ってきてまで駆除しようとは思わない。 その裏路地でまりさは、ありえない光景を目にした。 『ゆっくりのひ~まったりのひ~すっきりのひ~♪』 『ゆゆゅ~ん』 『たのしみなんだねぇ~わかるよぉ~』 1人の男性を先頭とした、生首の百鬼夜行。 まるでハーメルンの笛吹きの如く、ゆっくりを従えて行進する。 『ゆゅ!まりさはついてるんだぜぇ!』 この人が公園のゆっくりを連れていった男性だと、まりさは直感した。 そのまま行進に紛れ込むまりさ。 行進は街外れの工場へと向かう、門をぬけ更に奥へと入っていく。 ギィィィィ・・・・・ガシャァァァァァン! ゆっくり全てが敷地内へ入ったと同時に、鉄製の門が大きな音をたてて閉まった。 『ゆゅ!』 まりさの経験が脳裏に、危険のシグナルを鳴らす。 広大な施設とは言え、密閉空間に閉じ込められたのだから当然であろう。 すかさず植木の隙間に身を隠した。 行進していた他のゆっくりは、何の危機感も持たずに男性の後を追従する。 『なんだかここはゆっくりしてないのだぜぇ・・・ゆゅ?・・・くさいんだぜぇ・・・まさかこれは・・・・』 まりさは何やら、ゆっくり出来ない臭いが漂っているのを感じた。 こそこそと隠れながら、臭いのする方向へ進んでいくと大きなゴミ山に辿り着く。 『このくさいにおいはここからなんだぜぇ?ゆゅ?りぼん?おぼうし?かちゅ~しゃ?』 そこに山積みになっていたのはゆっくりのお飾り、しかもどれもが死臭が漂う物ばかり。 ここは危険であるとまりさは引き返そうと振り向く、そこに見えたのは2本の足。 『ゆゅゅゅゅゅ!!!!どぼじでひとさんがいるんだぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』 最初から行進の最後を男性は、ゆっくりが逃げ出さない様監視する為について来ていたのだ。 当然まりさが隠れたのを見逃さない。 「お前、さっきのは隠れたつもりだったのか?」 先程まりさが植木の隙間に隠れた時、バスケットボール大のまりさの身体は大きくはみ出て。 何処から見ても丸見えの状態だった。 『まりさのかんぺきなさくせんだったのにぃぃぃぃぃ!』 男性は苦笑いを浮かべながらまりさを捕らえる。 迫る両手にまりさは抗う。 『ぎだないてでまりざにざわるなぁぁぁぁぁぁ「うっせえ!」ぐえぇぇ・・・ぎぃぃ・・・』 喚くまりさを男性は引っ叩く、すると呻きながらも大人しくなる。 まりさは先程のゆっくり達が入っていった、建物内へと運ばれていく。 中は薄暗く見通しが悪い、これから自分はどうなってしまうのかと不安になる。 『ま・・・まりさは・・えいえんのいのちさんをさがしていただけなんだぜぇ・・・みのがしてほしいんだぜぇ・・・』 「あぁ?なんだお前・・・永遠の命を求めてここに来たのか?ならここで間違ってないぜ。」 『ゆゅ?』 永遠の命がもらえる場所は、ここで間違ってはいなかった。 ただ永遠の解釈が違っていただけ・・・・ 「まぁゆっくりには意味なんてわからんだろうな、百聞は一見にしかずと言うし見せてやろう。」 そう言うと男性は施設奥へとまりさを運ぶ、そして真暗な部屋の中でまりさは放された。 床も壁も冷たい金属製で、四角いブロック状の物で埋め尽くされている。 そしてその1つ1つに、丸い凹凸が2つと並ぶ角張った物が見えた。 『ゆゅ?ここはなんなんだぜぇ?まりさは・・・』 言い終える前にその言葉は中断される。 部屋中のその丸い凹凸が開き、角張ったものが動いた。 『まりさぁぁぁぁ!!かわいいれいむをたすけてぇぇぇぇぇぇ!!』 『もぅころしてほしいよぉぉぉぉぉ!!わかってねぇぇぇぇ!!』 『こんなのぉぉぉとかいはじゃないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!』 『むきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!』 『もおいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』 『だれがもぅころじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!』 壁や床から聞こえる悲鳴、その声はどう聞いてもゆっくり達の声。 丸い凹凸から見えるのはゆっくりの目、角張った物はゆっくりの歯。 男性は耳を塞ぎながら壁を蹴り叫ぶ。 「うっせえぇぇぇ!黙れぇ!このカス共がぁ!」 その1撃で壁の目や口は閉じていき、部屋は一気に静寂を取り戻す。 まりさは汗を全身に掻きながら声を上げた。 『いったいなんなのぉぉぉこれわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』 震えが止まらない、恐怖の余りに逃げる事も出来ない。 そんなまりさに男性は答える。 「これが永遠の命の正体さ、お前等がどう勘違いしたかは知らんが、これは生体コンピュータの生体実験だ。 まぁゆっくりをいくら繋いでも、まともな計算1つ出来やしなかったがな・・・ 近いうちには、ゆっくりの思考予測ぐらいは出来る様になる予定だ。なんなら感想でも聞いてみるか?」 そう言うと男性はブロックの1つに手をあてて、ブロックの口を開き舌を出した。 その舌に針を突き刺す。 すると凹凸が開き、ゆっくりの眼球が現れた。 『いたいわ・・・このいたみがありすをまだいなかものでないとおしえてくれる・・・・あらあなたはだれ?』 『ま・・・まりさはまりさなんだぜぇ・・・おまえはなんなんだぜぇ?』 お飾りを持たないブロックゆっくりは、まりさから見ればゆっくりとは認識出来ない。 ブロックありすはその言葉に涙を流す。 『そうね・・・もぅありすはゆっくりですらなくなってしまったのね・・・とんだいなかものだわ・・・・・ もっとすっきりしたかったわ・・・ゆっくり・・ゆっくり・・ゆ・・ゆ”・・ゆ”ゆ”・・ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!』 会話の途中から、未練余り奇声を上げるブロックありす。 恐怖と驚きに動けずにいるまりさを拾い上げると、男性はまりさに言う。 「今度は優秀な個体ばかりを集めて繋ぐ予定だったから、お前はなかなか見所あるぞ。」 まさに死刑宣告に等しい言葉。 自分もこの箱で生き永らえながら、一生暮らさなければならないと言う。 『いやだぁぁぁぁぁ!おうちにかえるぅぅぅぅぅぅ!!』 いくら泣こうとも放される事はない、まりさは抱えられたまま男性と実験室へ消えていった。 その後、まりさの姿を見たゆっくりはいない。 まりさが侵入した場所は加工所で、見た物はゆっくり演算機の実験。 これは正体不明の生き物、ゆっくりを解明すべく開発中の代物。 現代科学は未知の存在を許さず、人の知識欲は尽きる事はない。 常識で図る事が出来ないゆっくりが、いつか解明される日が来るかも知れない。 終わり ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最近集中してSSをかけない○○あきです。 無職になって暇はいっぱいあると言うのに、書きかけばかりを多数作ってしまい完成しない・・・・・ まぁ・・・・・・色々がんばろ・・・・・ 僕のSSの感想スレを作って頂きました。 感想や気がついた事なぞあればここへ御願いいたします。 ふたば系ゆっくりSS感想用掲示板 http //jbbs.livedoor.jp/otaku/13854/ ○○あきのSS感想はこちらへ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1275503703/ 誤字・脱字等あれば勘弁して下さい これまで書いた物 anko1218 ゆ虐ツアー anko1232 ゆ虐ツアー お宅訪問編 anko1243 ゆヤンワーク anko1495 ゆ虐にも補助金を anko1237 デスラッチ01 雪原のまりさ anko1250 デスラッチ02 まりさの思い出 anko1274 デスラッチ03 まりさとつむり anko1282 デスラッチ04 まりさとおにいさん anko1314 デスラッチ05 まりさとおちびちゃん anko1337 デスラッチ06 まりさとリボン anko1341 デスラッチ07 まりさと春 anko1711 デスラッチ08 まりさの子ぱちゅりー anko1296 デスラッチ外伝01 まりさとまま anko1505 デスラッチ外伝02 まりさとめぐりあい anko1276 ゆっくり種 anko1278 ゆっくり種2 anko1291 ゆっくり種3 anko1310 ゆっくり種4 anko1331 ゆっくり種5 anko1350 ゆっくり種6 anko1391 ゆっくり種7 anko1482 ゆっくり種8(終) anko1362 ケーキ anko1527 極上 anko1612 砂の世界 _・)ジ- ↓
https://w.atwiki.jp/sazanamispitz/pages/13.html
1991.03.25 『スピッツ』 ニノウデの世界 海とピンク ビー玉 五千光年の夢 月に帰る テレビ タンポポ 死神の岬へ トンビ飛べなかった 夏の魔物 うめぼし ヒバリのこころ
https://w.atwiki.jp/newstage/pages/48.html
永遠の命と朽ちていく命 ◆eLW/XDs01s 穏やかな風が流れるその草原には、太陽の燦々とした輝きを遮るものが何一つとしてなかった。辺り一面に生えた植物は光を浴びていて、弱々しい外見ながらも力強く生きている。人間の中には、それを見たら感動を覚える者もいるかもしれない。 しかしその男は違った。漆黒の衣服と帽子を全身に纏った影の名を持つ男は、目前に広がる光景を見ても何かを感じることはない。歩いている最中、雑草に混じって生えている花を踏みつけても何とも思わなかった。 今の状況に感傷に浸ろうとすら思わない。恐怖も動揺も抱くことはなく、ただ真っ直ぐに前を見据えながら歩いていた。 草原が穏やかとは思わない。青空が綺麗だとは思わない。世界に生きる命が尊いとも思わない。仮に、目の前の光景に広がる物の全てが偽物だと言われようとも、何とも思わない。 バット星人と名乗った怪物から殺し合えと言われたが、男にとってはどうでもいい話だった。優勝した暁にはどんな望みでも叶えるとは言っていたが、それすらも関心がない。あんな輩の言う事など当てにするのが間違いだ。 「この俺を犬のように扱うとはいい度胸だな……その勇気と実力だけは認めなければならないようだな。神様よ」 いつの間にか架せられていた銀色の首輪を指で撫でながら、明らかな敵意を言葉に込める。 男の名はシャドー。ジャマールに所属する魔道士ジャグールが甲斐拓也の遺伝子を元に生み出したクローンで、もう一人の拓也と呼ばれる存在だった。 シャドーは生みの親であるジャマールの首領・ガオームに反旗を翻して、傭兵軍団の団長であるジェラと共にジャマールを裏切り、永遠の命を手に入れる為にセントパビリアという生命体を探し求めていた。しかし、その最中に突如としてバット星人に拉致されてしまい、こんな殺し合いに参加させられてしまう。 計画の邪魔をしたバット星人の姿が、シャドーにはあのガオームと重なって見えた。奴を撃ち抜きたかったが、情けないことにあの場ではどうすることもできなかった。あのバット星人はただの映像だから攻撃など当たらないだろうし、その前に殺されては元も子もない。 だから、黙って殺し合いに従うしかなかった。その選択肢しか取れなかった自分自身への怒りを覚えてしまうが、シャドーはその感情を抑える。 今はバット星人の思い通りに動いてやればいい。元々、戦うことに抵抗などないのだから、ビーファイターやジャマール以外にも倒すべき邪魔者が増えただけと考えればいい。殺し合いの覇者となり、最後には神様を気取っているバット星人を叩き潰せばいいだけだ。 『惑星の支配者、莫大なる富、人智を超えた能力、失われた生命の復活、時空を超えて消し去りたい過去を消し去る……何だろうと、私の力で果たそう。神である私に不可能などないのだから』 あの暗闇の中でこちらを見下ろしていたバット星人の言葉を、シャドーは思い出す。 叶えたい願い。この会場のどこかにいるはずのブルービートを倒して、唯一無二の存在になるという野望がシャドーにはある。だが、それを叶えるのに優勝などする必要はない。本人を見つけて戦えばいいだけだ。 願いと言えばもう一つある。セントバビリアを見つけて、奴の力で永遠の命を得ることだ。もしもバット星人の言葉が真実ならば優勝した褒美で永遠の命を得られるかもしれない。あるいはセントバビリアを捕まえて、無理矢理にでも不老不死にさせることもできる。 バット星人の甘言に縋るつもりなどないが、試す価値はあるかもしれない。用済みになったら、奴の頭を吹き飛ばしてやるつもりだが。 「何にせよ、今はブルービートとの決着を付けるのが先決だ。奴は俺の獲物……俺以外がその首を狙うなど、あってはならない。待っていろ、ブルービートよ」 ここにいない拓也に言い聞かせるように、シャドーは呟いた。 シャドーは拓也の影。影の対極に位置するのは光。拓也という光をシャドーという陰で塗り潰してこそ、シャドーは完成する。だから、他の誰かに拓也の首を渡すわけにはいかなかった。 拓也とてただの弱者ではないから遅れを取ることはないだろうが、油断はできない。あのバット星人が別の次元よりビーファイターを凌駕する戦士を連れてきたとしてもおかしくなかった。倒されないにしても、ダメージを負わされては満足な戦いなどできない。 故に、一刻も早く決着をつけなければならない。そんな思考がどんどん湧き上がっていき、シャドーの足取りは自然に速くなる。するとシャドーは、ここから数メートルほど離れた所を歩いている一人の男を見つけた。ベージュのロングコートを羽織った男からは只ならぬ雰囲気が放たれていて、普通の人間ではないことを窺わせる。 早速、戦う相手が現れたとシャドーは考えた。男が殺し合いに乗っていようがなかろうが、シャドーには関係ない。少しでも野望の邪魔となるのであればこの手で叩き潰すだけ。 シャドーが懐からブラックコマンダーを取り出した瞬間、男が振り向いてくる。名も知らぬ男は何かを察したのか、敵意を込めた視線を向けてくるが関係ない。これから狩る相手の事など、シャドーにはどうでもよかった。 「お前は何者だ」 男の問いに答えるつもりなどシャドーにはない。 シャドーが意識を向けているのは、その手に握られているトランプのようなカードだけ。よく見ると、腹部にはハート型のバックルが顕在していた。 シャドーは、男が持つカードとバックルが普通のものと思っていない。何か秘密があると考えていた。 「答えろ」 「お前と話をする気などない」 「そうか」 シャドーと男のやり取りは短く、それでいて非常に淡白だった。 言葉をぶつけ合った直後、互いの目線が鋭さを増していく。周囲の空気も緊迫に染まっていた。 「邪光!」 シャドーの叫びに答えるかの如くブラックコマンダーから不気味な輝きが発せられる。光に飲み込まれた瞬間、彼の体躯は漆黒の装甲に覆われていった。顔面を守るマスクにはカミキリ虫のような角が伸びていて、複眼は獲物を狙う狩人のような輝きを放っている。 シャドーはもう一つの姿に変身した。ジャマールの科学力によって生み出された悪のビーファイター・ブラックビートへと。 ブラックビートに変わったシャドーの前に立つ男は、ほんの少しだけ目を見開いた。しかしそれだけで、特に動じていないように見える。 「変身!」 『CHANGE』 男は叫びながらカードをバックルの中央に滑らせると、無機質な電子音声が鳴り響く。すると瞬く間に男の身体に歪みが生じて、まるで鎧を纏っているような姿に変わった。 額からはカマキリ虫のような触角を生やし、真っ赤な瞳はハートのような形をしている。その手には、刃にも弓にも見える武器が握られていた。 ブラックビートの目の前に現れたのは別の次元に生きる戦士。アンデッドという不死の生命体達が跋扈する地球で戦い続けた仮面ライダーの一人。 仮面ライダーカリスに変身した相川始と言う名の男だった。 ◆ 仮面ライダーカリス。 彼は本来、バトルファイトの主催者たる統制者が生み出したジョーカーと言う名のアンデッドだった。そして相川始とは、そんなジョーカーが人間社会で生きていく上で演じているだけの仮初の姿に過ぎない。はずだった。 元々の始は人間が持っているあらゆる感情を何一つとして知らなかった男だ。しかし彼は多くの人間とのふれあいで優しさの素晴らしさ、そして絆の大切さを知った。そうして剣崎一真という、心からの信頼で結ばれた唯一無二の親友を得ることもできた。 そんな彼が、バット星人に従うと言う一真を裏切るような行為に走るつもりなどない。むしろ、一真や橘朔也と共に力を合わせて殺し合いを打ち破ろうと考えていた。 その為に仲間を探そうとした矢先に、名も知らぬ男からの襲撃を受けてしまう。外見は仮面ライダーと似ているが、奴の目から放たれる雰囲気は仮面ライダーのそれではない。人間を虫けらとした思わないアンデッド達と何一つとして変わらなかった。 そんな相手に容赦するつもりなど始にはない。それに戦いを仕掛けてきたのは男の方なのだし、何よりも奴を放置していては一真達に被害が及ぶ。彼らがこんな奴に負けるとも思えないが、手間をかけさせるわけにもいかない。 手元に現れた醒弓カリスアローを握り締めながら、カリスは漆黒の戦士・ブラックビートを睨む。 「貴様……ビーファイターの仲間か?」 そんな中、目前に立つブラックビートは問いかけてきた。 「ビーファイター……? そんな奴、俺は知らないな」 「ビーファイターを知らない……やはり、貴様は別の次元に生きる戦士か」 「別の次元? 一体、何の事を言っている」 「お前には関係の無いことだ!」 そう叫びながら、ブラックビートは飛びかかってくる。 それが戦いのゴングになると本能で察したカリスは、迎え撃つ為にカリスラウザーを横に一閃した。だが、それはいつの間にかブラックビートの腕から生えていた刃によって受け止められてしまう。 太陽の光に照らされる二つの刃は激突し、僅かな量の火花が飛び散る。矢継ぎ早に数合ほど打ちあった後、カリスは背後に飛んで距離を取り、カリスアローを弓のように引き絞った。 エネルギーで出来た弾丸が何発も発射されるが、ブラックビートはそれを全て弾き飛ばす。行き場を失ったエネルギーはブラックビートの背後で大爆発を起こし、辺りの植物を容赦なく燃やした。 爆発によって生まれた突風に乗る勢いでブラックビートは走り出し、刃で突き刺そうと腕を振るう。だが、カリスはその一撃をカリスアローで受け止めた。 そこから鍔迫り合いの体勢に入る中、カリスは考える。 (こいつ……只者じゃなさそうだ。少しでも油断をすれば、俺がやられてしまう) ブラックビートの放つ殺気は上級アンデッドすらも凌駕するかもしれない。ギリギリと伝わってくる圧力も半端ではないが、負けるつもりなどなかった。万が一、ブラックビートが優勝などしては、どんな非常な願いだろうと叶えようとするかもしれない。それくらい、危険な雰囲気を放つ男だ。 カリスはその姿にデジャブを感じている。まだ剣崎達と出会う前、ただのジョーカーとしてバトルファイトに没頭していた自分自身と同じだった。もしも殺し合いに連れて来られたのがあの頃だったら、何の迷いもなく殺し合いに乗っていただろう。 しかし今は違った。世界を破壊するジョーカーと言う名の死神であるという事実は変わらないが、カリスには人類の平和を愛する心がある。それがある限り、カリスは死神ではなく仮面ライダーでいられた。 だからカリスはブラックビートと戦う。ブラックビートが野望の為に他の誰かを傷付ける前に止めてみせる。そうカリスは決意を固めた。 仮面ライダーカリスとブラックビートは未だに睨み続けていた。 ◆ (おやおやおやおやおやおやおや! 早速、戦いが起こってるじゃありませんか~! 流石は殺し合い、実に楽しいですね~!) 仮面ライダーカリスとブラックビートの戦いを遠くから眺めている道化師が、草原にはいた。 彼の名前はジョーカー。世界を最悪の結末に染めようとするバットエンド王国の怪人だった。 (バット星人さん。この私にこんな首輪をかけたのは許しませんが、そのお詫びとしてこんなパーティーに招待してくれるなんて実に素敵ですね! しかも、あのプリキュア達までもがいる! いやはや、恐れ入りますよ~!) ジョーカーはバット星人によって殺し合いの参加者にされても、そこまで驚いていない。むしろ大喜びすらしていた。 あの忌々しいプリキュア達を始末できるチャンスを与えてくれただけでなく、こんな絶望に満ちた宴を開いてくれたのだから。どうせなら皇帝ピエーロと共に主催側に回りたかったが、そこまで言うのは流石に贅沢かもしれない。 たまには参加者として純粋にゲームを楽しむのもいいかもしれなかった。それに優勝すればご褒美とやらも貰えるのだから、尚更頑張れる。 (バット星人さんの言葉が正しければ、宇宙全体をバッドエンドに染めてピエーロ様に献上することも可能……そう考えるとやる気が出てくるじゃありませんか! ウフフッ!) 自分以外の参加者を蹴落として最後の一人になればどんな願いでも叶う。そうすれば、ピエーロが望む世界を作ることもできるかもしれなかった。 勿論、最後の最後でバット星人が裏切る可能性だって充分にある。ああいう輩が素直に約束を守るなど有り得ないからだ。ピエーロやジョーカーがバット星人の立場なら、同じことをするかもしれない。 しかしそうならない為にも、殺し合いで自分の存在をアピールする方法もある。この戦いで有能であるとバット星人に証明すれば、もしかしたら彼らと手を組めるかもしれない。そうすれば、バット星人の技術もバッドエンド王国のものにできるかもしれなかった。 (でも、その前に今はあのショーを見物させて頂きましょう……! さて、どちらが勝ちますかね~?) ジョーカーは支給されていたミエナクナールを使って姿を透明にしながら、戦いを眺めている。マジョリーナが作ったこのカメラがあるからこそ、二人に気付かれずに済んだ。 今のところは戦いを見物するが、もしも気付かれたら戦うつもりでいる。ジョーカーだって高い実力を持っているのだから負けるつもりはない。 どちらかが傷付いた隙をついて不意打ちを仕掛け、一人勝ちを狙うのもいいだろう。どんなに強くても必ず隙はあるはず。 (お二人とも頑張ってくださいね。私は精一杯、応援していますから!) ジョーカーは笑い続ける。 道化師は自らの命が握られている状況でも、己の欲望を満たすことしか考えていない。滑稽な動きをして、観客をどれだけ笑わせるか? それしか考えていなかった。ここにいる道化師にとっての観客は、舞台を用意した主催者であるバット星人しかいないが。 そんな彼の前では二人の黒き戦士達が戦い続けていたのだった。 【一日目 日中】 【F-4 草原】 【相川始@仮面ライダー剣】 【状態】健康、仮面ライダーカリスに変身中 【装備】カリスラウザー@仮面ライダー剣、醒弓カリスアロー@仮面ライダー剣、ラウズカード(ハートのA~K)@仮面ライダー剣 【道具】基本支給品、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本:殺し合いを打ち破り、バット星人を打倒する。 1.今は目の前の敵(ブラックビート)を倒す。 2.剣崎や橘との合流を目指す。 【備考】 ※参戦時期はワイルドカリスに変身できるようになった後です。 【シャドー@重甲ビーファイター&ビーファイターカブト】 【状態】健康、ブラックビートに変身中 【装備】ブラックコマンダー@重甲ビーファイター&ビーファイターカブト 【道具】基本支給品、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本:殺し合いに勝ち残り、神を気取るバット星人を仕留める。 1.今は目の前の敵(仮面ライダーカリス)を倒す。 2.ブルービートとの決着を付ける。 3.優勝をすれば永遠の命を手に入るのか……? 【備考】 ※参戦時期はガオームの元から離反し、ジェラと共に行動している時期からです。 ※優勝の褒美についてはあまり信用していません。 【ジョーカー@スマイルプリキュア!】 【状態】健康、ミエナクナールの効果で透明化 【装備】不明 【道具】基本支給品、ミエナクナール@スマイルプリキュア!、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本:この殺し合いを楽しむ。 1.今は目の前の戦いを見学する。 2.プリキュア達を倒す。 【備考】 ※参戦時期は不明です。 【支給品解説】 【ミエナクナール@スマイルプリキュア!】 スマイルプリキュア第20話「透明人間?みゆきとあかねがミエナクナ~ル!?」で登場したマジョリーナの発明品。 カメラの形をしていて、これに撮られた人間は姿が見えなくなってしまう。撮られた際に持っていた物も全て消える上に、消えた人間同士は見えるようになっている。 008 ウルトラマンメビウスは太陽のように 投下順 010 頼れる仲間 仮面ライダーとの出会い! 008 ウルトラマンメビウスは太陽のように 時系列順 010 頼れる仲間 仮面ライダーとの出会い! GAME START 相川始 000 [[]] GAME START シャドー 000 [[]] GAME START ジョーカー 000 [[]]
https://w.atwiki.jp/sazanamispitz/pages/16.html
スピッツ 進学のために上京した4人が集まり、1987年に結成。新宿ロフト、新宿JAM、渋谷ラ・ママ、下北沢屋根裏など、都内のライブハウスを中心に活動し、1991年にポリドールよりメジャーデビュー。所属事務所はロードアンドスカイ(2001年よりスピッツのマネージメント事業はグラスホッパーとして分社化)。1995年にシングル「ロビンソン」がロングセラーとなりブレイク。 バンド名「スピッツ」は草野が高校時代から暖めていた名前。草野は「s」に「p」が続く単語(「special」や「crispy」など)が好きであり、辞書でこの単語を見つけ、発音やその意味(ドイツ語で「尖っている」「辛辣な」)が気に入ったことから命名された。また、結成当初はパンクバンドであったことから(を参照)、昭和時代に人気があった愛玩犬種日本スピッツに絡め、「小さい犬ほどよく吠える」という後付の意味も込めている。「スピッツ」は英語風の発音に基づいており(本来のドイツ語発音では「シュピッツ」)、デザイン上アルファベット表記も多用されるが、カタカナ表記が正式である。 スピッツのファンクラブ「spitzbergen(スピッツベルゲン)」は、草野が世界地図から見つけた北極海に実在するノルウェーの島の名前「spitsbergen」からとられた。1995年にファンクラブ会員のみのライブ&トークイベント“GO!GO! スカンジナビア!!”が行なわれ、1999年より“GO!GO! スカンジナビア!!”はファンクラブ会員のみのライブハウスツアーとして3、4年に一度開催されている。 1997年より、毎年夏に大阪を中心に関西圏で開催されるイベント“ロックロックこんにちは!”を主催。また、2001年より“ロックロックこんにちは! in 仙台”がZEPP SENDAIにて開催されている。 メンバー 草野マサムネ(くさの まさむね、本名:草野正宗、1967年12月21日 ) ボーカル、ギター担当。福岡県福岡市出身。 三輪テツヤ(みわ てつや、本名:三輪徹也、1967年5月17日 ) ギター担当。静岡県藤枝市出身。 田村明浩(たむら あきひろ、本名:同じ、1967年5月31日 ) ベース担当(リーダー)。静岡県藤枝市出身。 崎山龍男(さきやま たつお、本名:同じ、1967年10月25日 ) ドラムス担当。栃木県佐野市出身。
https://w.atwiki.jp/ikaruga_family/pages/40.html
ヴェノム博士(ゔぇのむはかせ) おばちゃんの上司。 秘密時空組織Gのトップ。 階級は元帥。 惑星グラディウスの南半球出身。 リーク人と言われる人種。 過去にいろいろあった人。 バクテリアン軍の手により肉体改造を受けている。 そのため、永遠の命を持つ。
https://w.atwiki.jp/hebiquest/pages/241.html
武器名 攻撃力 値段 効果 アイスピック 6 ¥3500 攻撃1の削るで倒すとヒャ−D入手 +画像 通常 けずる ver.3のドロップ武器。同期のチャッカマンとは技の攻撃力と入手できる魔法の攻撃力が異なる。 けずるでとどめを刺すとヒャ-D入手。余裕があるときにためておきたい。 チャッカマンよりドロップは強力だが、攻撃力が低い。サポート武器は持っておこう。 また、ドロップ効果を無視して考えても2種類の攻撃力を持つ(しかも奇数と偶数)のは強い。 この2種類の特徴を使って、戦闘を有利に進めていこう。 この武器と組ませよう 気合だめ入手要因・メイジスタッフ系統-ヒャ-D入手に利用したい。 全体・乱射武器等-弱った敵ができてヒャ-Dを入手しやすくなる。 入手方法 旅の商人(海辺エリアEX、ゴーストハウス) 毒リンゴ大会 選択肢 投票 とても強い (0) 強い (0) 普通 (0) 弱い (0) とても弱い (0) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る